マネタリーベース2026年9月 — 平均残高532兆8464億円、前年同月比15.2%減。季節調整済前月比年率は10.2%減
日本銀行が2026年10月2日に公表したマネタリーベース(9月)は、平均残高532兆8464億円、前年同月比15.2%減(8月15.7%減)。季節調整済前月比年率は10.2%減(8月28.8%減)。内訳は日銀当座預金が18.3%減、日本銀行券発行高が2.0%減。
数字 — 2026年9月のマネタリーベースは前年同月比15.2%減
時点:2026年9月の平均残高(9月末は月末残高)。公表2026年10月2日(日本銀行調査統計局)。一次資料:「マネタリーベース(2026年9月)」(出典1)。[1][2]
| 指標(平均残高) | 前期(2026年8月) | 今期(2026年9月) | 前月比 | 前年同月比 | 根拠の種類 |
|---|---|---|---|---|---|
| マネタリーベース | 543兆70億円 | 532兆8464億円 | 季節調整済・年率▲10.2%(8月▲28.8%) | ▲15.2%(8月▲15.7%) | 公表値 |
| 日本銀行券発行高 | 115兆65億円 | 114兆6005億円 | ▲0.4% | ▲2.0% | 前年同月比は公表値、前月比は本ページの計算(原計数どうし) |
| 貨幣流通高 | 4兆5775億円 | 4兆5781億円 | 0.0% | ▲1.2% | 同上 |
| 日銀当座預金 | 423兆4230億円 | 413兆6678億円 | ▲2.3% | ▲18.3% | 同上 |
| うち準備預金(直近2か月は速報値) | 390兆5822億円 | 382兆8930億円 | ▲2.0% | ▲17.3% | 同上 |
| マネタリーベース(原計数どうしの前月比) | — | — | ▲1.9% | — | 本ページの計算 |
・平均残高は532兆8464億円、前年同月比15.2%減(8月15.7%減)。 ・季節調整済前月比年率は10.2%減(8月28.8%減)。 ・内訳では日銀当座預金が18.3%減、日本銀行券発行高は2.0%減。[1]
用語:平残前年比は月中の平均残高を1年前の同じ月と比べた増減率。季節調整済前月比年率は、季節的な変動を除いた平均残高の前月からの変化を1年分に引き延ばした率。原計数は季節調整をしていない集計値。表の内訳の前月比は、公表された原計数の平均残高から本ページが計算した。[1][3][4]
対にして読む — 前年比と季節調整済前月比年率、平均残高と月末残高
前年比と前月比年率:8月は前年比▲15.7%・年率▲28.8%、9月は前年比▲15.2%・年率▲10.2%。日本銀行のFAQは「前年比を利用する場合、前年同月に特殊な要因があると、その影響で前年比が大きく変化する(これを前年の「裏」要因による変動と呼ぶことがあります)ことがあります。」とし、「このように、マネタリーベースの動向を分析する際は、前年比のみならず、必要に応じて季節調整済前期(月)比年率も併せてみていくことが有用です。」と述べている。[1][4]
年率は月の変化率を12か月分複利換算した値:季節調整済平均残高は8月536兆433億円→9月531兆2776億円で、1か月の変化は約▲0.9%。これを12か月分複利で年率に直すと▲10.2%になる(本ページの計算)。単純に12倍した値とは一致しない。[1]
平均残高と月末残高:9月の平均残高は532兆8464億円、9月末の月末残高は535兆4214億円。前年比・前月比年率はいずれも平均残高ベースで、月末残高には伸び率が示されていない。[1]
推移 — 前年比のマイナス幅は1年で拡大
| 月 | 平残前年比 | 季節調整済前月比年率 |
|---|---|---|
| 2025年9月 | ▲6.2% | ▲16.6% |
| 2026年1月 | ▲9.5% | ▲9.0% |
| 2026年2月 | ▲10.6% | ▲15.5% |
| 2026年3月 | ▲11.6% | ▲22.8% |
| 2026年4月 | ▲11.3% | ▲5.6% |
| 2026年5月 | ▲12.2% | ▲13.3% |
| 2026年6月 | ▲13.7% | ▲22.9% |
| 2026年7月 | ▲13.8% | ▲8.7% |
| 2026年8月 | ▲15.7% | ▲28.8% |
| 2026年9月 | ▲15.2% | ▲10.2% |
| 2026年7~9月期 | ▲14.9% | ▲17.4%(前期比年率) |
平残前年比は2025年9月の▲6.2%から、2026年8月には▲15.7%まで拡大した。9月は▲15.2%でマイナス幅がやや縮小した。季節調整済前月比年率は月ごとの振れが大きく、2026年は▲5.6%(4月)から▲28.8%(8月)の範囲にある。[1]
何が減っているのか
9月の平均残高は8月より101,606億円少なく、そのうち日銀当座預金の減少が97,552億円(約96%)だった(本ページの計算)。平均残高に占める日銀当座預金の割合は約77.6%。[1]
変動要因について、FAQは「マネタリーベースの残高のうち、銀行券や貨幣は、個人や法人の現金需要の影響を強く受けます(例えば、年末年始には、季節的に増加します)。一方、日銀当座預金の残高は、日本銀行の金融調節等の影響を受けて変動します。」と説明している。9月の減少の具体的な理由は、公表資料には書かれていない。[4]
マネタリーベースとマネーストックの違い
定義 — 「マネタリーベースとは、「日本銀行が供給する通貨」のことです。」 計算式は「マネタリーベース=「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」+「日銀当座預金」」。[3]
FAQによる違いは、「マネタリーベース統計が、「中央銀行が供給する通貨」であるのに対し、マネーストック統計は、「(中央銀行を含む)金融部門全体から経済に対して供給される通貨」であることです。」 このため、日銀当座預金や金融部門の保有現金はマネーストック統計には含まれない。[4]
本ページの読み
9月は前年比のマイナス幅が縮小したが、季節調整済前月比年率は▲10.2%で、平均残高は前月からも減っている。前年比の縮小だけで、残高の減少が止まったとは言えない。減少額の大部分は日銀当座預金で、銀行券・貨幣の動きは小さい。[1][4]
次の公表
日本銀行の公表予定表では、10月分は2026年11月4日(8時50分頃)に公表予定。[5]
季節調整済計数は例年2月公表時にデータ始期まで遡って改定される。[3]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
2026年9月のマネタリーベースは、平均残高5,328,464億円(532兆8464億円)で、平残前年比15.2%減(8月は15.7%減)。季節調整済前月比年率は10.2%減(8月は28.8%減)。[1] 1 源 · 一次資料
9月の平均残高の内訳は、日本銀行券発行高1,146,005億円(前年比2.0%減)、貨幣流通高45,781億円(1.2%減)、日銀当座預金4,136,678億円(18.3%減)。日銀当座預金のうち準備預金は3,828,930億円(17.3%減)。[1] 1 源 · 一次資料
8月の平均残高は、マネタリーベース5,430,070億円、日本銀行券発行高1,150,065億円、貨幣流通高45,775億円、日銀当座預金4,234,230億円、準備預金3,905,822億円。季節調整済の平均残高は8月5,360,433億円、9月5,312,776億円。[1] 1 源 · 一次資料
9月末の月末残高は、マネタリーベース5,354,214億円(8月末5,437,652億円)、日本銀行券発行高1,142,474億円、貨幣流通高45,787億円、日銀当座預金4,165,953億円、準備預金3,849,859億円。[1] 1 源 · 一次資料
平残前年比は2025年9月6.2%減、2025年通年4.9%減、2026年1月9.5%減、3月11.6%減、6月13.7%減、8月15.7%減、9月15.2%減。2026年7~9月期は14.9%減、季節調整済前期比年率は17.4%減。[1] 1 源 · 一次資料
マネタリーベースは「日本銀行が供給する通貨」で、日本銀行券発行高・貨幣流通高・日銀当座預金の合計。流通現金には、マネーストック統計の現金通貨と異なり、金融機関の保有分が含まれる。準備預金の直近2か月分は速報値。[3] 1 源 · 一次資料
日本銀行のFAQは、前年比は前年同月の特殊要因で大きく変化することがあるとして、前年比だけでなく季節調整済前期(月)比年率も併せてみることが有用としている。[4] 1 源 · 一次資料
月次のマネタリーベースは毎月第2営業日の午前8時50分に前月分を公表する。日本銀行の公表予定表では、10月分の公表日は2026年11月4日(8時50分頃)。[4][5] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
9月の平均残高は8月より101,606億円(約10.2兆円)少ない。このうち日銀当座預金の減少が97,552億円で、減少額の約96%を占める。日本銀行券発行高は4,060億円減、貨幣流通高は6億円増。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算(公表された平均残高から)
原計数どうしの前月比は、マネタリーベース▲1.9%、日本銀行券発行高▲0.4%、貨幣流通高0.0%、日銀当座預金▲2.3%、準備預金▲2.0%。季節調整済平均残高どうしでは▲0.9%。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算(公表された平均残高から)
季節調整済平均残高の8月→9月の変化率(約▲0.9%)を12か月分複利で年率に直すと▲10.2%で、公表の季節調整済前月比年率と一致する。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算(季節調整済平均残高から)
9月の平均残高に占める日銀当座預金の割合は約77.6%。9月末の月末残高は平均残高を25,750億円上回る。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
9月の前年比(▲15.2%)は8月(▲15.7%)より減少幅が小さいが、季節調整済前月比年率は▲10.2%でマイナスが続いている。前年比の縮小は、残高が増え始めたことを意味しない。[1][4] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 日銀当座預金が前年同月比18.3%減となった要因の内訳
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 10/06/2026, 03:40
- 本文文字数
- 2,398
- 出典
- 採用した出典 5 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 10/06/2026, 12:42
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 10/06/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 10/06/2026 | 初版。日本銀行のマネタリーベース(2026年9月)公表資料、公表データ一覧、解説、FAQ、統計データの公表・掲載予定を読み、数値と引用を原文と照合した。前月比・減少額の内訳・年率の換算は本ページの計算。 | 更新 |
| 10/06/2026 | 公開前に ChatGPT が出典と照合して独立審査。原文で確認できた指摘を反映した。 | 更新 |
よくある質問
2026年9月のマネタリーベースはいくらですか。
平均残高で532兆8464億円です。前年同月比15.2%減でした。[1]
マネタリーベースはなぜ減っているのですか。
9月は日銀当座預金が前年同月比18.3%減で、前月からの減少額の約96%を占めます(本ページの計算)。減少の理由は公表資料には書かれていません。[1]
減少は止まりつつあるのですか。
前年比は▲15.7%から▲15.2%にマイナス幅が縮みましたが、季節調整済前月比年率は▲10.2%で、前月からも減っています。[1]
現金(お札)は減っていますか。
日本銀行券発行高は9月の平均残高114兆6005億円で、前年同月比2.0%減です。[1]
9月末の残高はいくらですか。
月末残高は535兆4214億円です(8月末543兆7652億円)。[1]
マネーストックとはどう違いますか。
マネタリーベースは日本銀行が供給する通貨で、日銀当座預金や金融機関が持つ現金を含みます。マネーストックは金融部門全体から経済に供給される通貨で、それらを含みません。[3][4]
次のマネタリーベースはいつ公表されますか。
10月分は2026年11月4日8時50分頃の予定です。[5]
公式リンク
出典
- [1] マネタリーベース(2026年9月) 一次資料
- [2] マネタリーベース(公表データ一覧) 一次資料
- [3] マネタリーベースの解説 一次資料
- [4] マネタリーベース統計のFAQ 一次資料
- [5] 統計データの公表・掲載予定(2026年7月~2027年6月) 一次資料