日銀短観2026年9月調査 — 大企業製造業は+24、先行き+21。「変化幅」は最近と先行きで比べる相手が違う
日本銀行が2026年10月1日に公表した短観9月調査で、大企業製造業の業況判断DIは+24(6月調査+22)、先行きは+21。大企業非製造業は+35(同+37)。表の「先行き」の変化幅は前回ではなく今回の「最近」との差である。
数字 — 製造業は上がり、非製造業は下がった
大企業製造業は+24(6月調査+22)、大企業非製造業は+35(同+37)。全規模合計・全産業は+21(同+18)。業況判断DIは「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた値(%ポイント)である。[1]
中小企業では製造業が+14(同+9)、非製造業が+15(同+15)。製造業・非製造業の合計で見ると、どの規模でも先行きは「最近」より低い(個別業種には先行きの方が高いものもある)。[1]
「変化幅」は二つあって、比べる相手が違う
概要の表の注記はこう定めている — 「「最近」の変化幅は、前回調査の「最近」との対比。「先行き」の変化幅は、今回調査の「最近」との対比。」[1]
大企業製造業の先行きの変化幅「−3」は、今回の+24から先行き+21への差であって、6月調査の先行き(+17)との比較ではない。6月の先行きと比べれば、今回の先行きはむしろ4ポイント高い(本ページの計算)。[1]
6月の「先行き」は当たったか
6月調査で大企業製造業の先行きは+17、つまり当時は「22から下がる」と見込まれていた。実際の9月は+24で、見通しより7ポイント高かった(本ページの計算)。先行きは企業自身の予想であり、実績ではない。[1]
ほかの項目
人手不足 — 雇用人員判断DIは全規模合計・全産業で−38(6月−37)、先行き−41。マイナスは「不足」と答えた企業が多いことを示す。[1]
想定為替レート — 事業計画の前提となっている2026年度の想定は、全規模・全産業で1ドル154.23円、輸出企業の大企業・製造業で153.79円。[1]
設備投資 — 大企業・全産業の2026年度設備投資計画(含む土地投資額)は前年度比+11.3%(6月調査からの修正率−0.2%)。[1]
企業の物価見通し — 全規模合計・全産業の「物価全般の見通し」(前年比)の平均は1年後2.6%、5年後2.5%。[1]
本ページが確認していないこと
日本銀行のページによれば「調査全容」と時系列データは10月2日に掲載された。本ページは10月1日公表の「概要」を読み、主要な合計値だけを扱っている(概要には業種別の表と過去の推移の図表もある)。業況が改善・悪化した理由は概要に書かれておらず、本ページも推測しない。[2]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
2026年9月調査の業況判断DI(「良い」−「悪い」)は、大企業製造業で+24と、6月調査の+22から2ポイント上昇した。先行きは+21である。[1] 1 源 · 一次資料
大企業非製造業の業況判断DIは+35で、6月調査の+37から2ポイント低下した。先行きは+30である。[1] 1 源 · 一次資料
全規模合計・全産業の業況判断DIは+21(6月調査+18)、先行きは+15である。[1] 1 源 · 一次資料
調査対象は全国企業9,104社、回答率は99.4%、回答期間は8月26日~9月30日。公表は2026年10月1日8時50分。[1][2] 1 源 · 一次資料
雇用人員判断DI(「過剰」−「不足」)は全規模合計・全産業で−38(6月調査−37)、先行きは−41である。[1] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 業種別の詳しい内訳と過去の推移
- 業況判断が改善・悪化した理由
- 次回(12月調査)の公表日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 10/04/2026, 15:30
- 本文文字数
- 861
- 出典
- 採用した出典 2 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 10/04/2026, 16:00
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 10/04/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 10/04/2026 | 初版。日本銀行の短観(概要)PDFを最後まで読み、数値と注記を原文と照合した。 | 更新 |
| 10/04/2026 | 公開前の独立審査で数値と計算はすべて原文と一致。指摘2点を反映:概要に含まれる図表の扱いを明記し、先行きの読み方の表現を弱めた。 | 更新 |
よくある質問
2026年9月の短観で大企業製造業の業況判断はいくつでしたか。
+24です(6月調査は+22)。先行きは+21です。[1]
先行きの変化幅が「−3」なのは、6月より悪くなったということですか。
いいえ。概要の注記によれば、「先行き」の変化幅は今回調査の「最近」との対比です。今回の+24と先行き+21の差が−3です。[1]
非製造業はどうでしたか。
大企業非製造業は+35で、6月調査の+37から2ポイント低下しました。先行きは+30です。[1]
次の短観はいつですか。
本ページの出典は次回の公表日を記していないため、本ページでは扱いません。日本銀行の公表予定をご確認ください。[2]
公式リンク
出典
- [1] 短観(概要)―2026年9月― 第210回 全国企業短期経済観測調査 一次資料
- [2] 短観(2026年9月) 一次資料