毎月勤労統計2026年7月分確報 — 現金給与総額は4.7%→4.3%、実質賃金(持家の帰属家賃を除く総合)は2.4%→2.0%に下方改訂。共通事業所の現金給与総額は2.9%増
厚生労働省の毎月勤労統計7月分確報で、現金給与総額(事業所規模5人以上・就業形態計)は434,507円、前年同月比4.3%増(速報4.7%)。実質賃金(持家の帰属家賃を除く総合で実質化)は2.0%増(速報2.4%)。共通事業所の現金給与総額は2.9%増(当月の労働者数で固定して計算した参考値)。
数字 — 2026年7月分確報(2026年9月28日公表、前年同月比)
現金給与総額 434,507円(4.3%増)/きまって支給する給与 300,974円(3.8%増)/所定内給与 279,911円(3.8%増)/特別に支払われた給与 133,533円(5.3%増)。いずれも事業所規模5人以上・就業形態計。[1]
実質賃金(現金給与総額):持家の帰属家賃を除く総合で実質化 2.0%増(指数117.1)/総合で実質化 2.1%増(指数119.5)。同月の消費者物価指数は前者が2.2%上昇、後者が2.0%上昇。[1]
共通事業所:現金給与総額2.9%増、所定内給与3.1%増。[1]
速報から確報で下方改訂
付表は速報と確報を並べている。現金給与総額 4.7%→4.3%、所定内給与 4.1%→3.8%、実質賃金(持家の帰属家賃を除く総合)2.4%→2.0%、実質賃金(総合)2.6%→2.1%。[1]
改訂の仕組みについて、利用上の注意は 「確報値は、速報値の集計後に審査を終えた調査票も加え集計したものである。新たに集計の対象となった調査票の多くが速報値と異なる傾向であった場合、改訂の度合いが大きくなることがある。」 としている。[1]
速報の数字だけを引用していると、名目と実質(持家の帰属家賃を除く総合)は0.4ポイント、実質(総合)は0.5ポイント高く伝えることになる(本ページの計算)。9月28日公表資料に記載された予定では、8月分も速報(10月7日)と確報(10月23日)の2回公表される。[1]
実質賃金が二つあるのはなぜか
概況の注1 — 「2つの実質賃金は、賃金の購買力を示すため、実際に取引が行われている財・サービスに限定している消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)を用いて作成し、また、国際比較のため、消費者物価指数(総合)を用いて作成している。」[1]
持家の帰属家賃は、持家を借家とみなした場合に支払われるであろう家賃のことで、実際には支払われない。7月はこれを除いた物価が2.2%、含めた総合が2.0%上がり、実質賃金はそれぞれ2.0%増・2.1%増になった。[1]
「共通事業所」の2.9%とは
「共通事業所とは、「前年同月分」及び「当月分」ともに集計対象となった調査対象事業所のことであり」、労働者数の変化の影響を除くため前年同月も当月の労働者数で計算する。注記は 「そのため、この数値は調査対象事業所の部分入替えや労働者数のベンチマーク更新による断層の影響を含まない数値となっている。」 とし、「また、共通事業所集計は、通常の公表値に比べて、サンプルサイズが小さくなることに留意が必要である。」 とも述べる。[1]
参考として、2026年1月の標本部分入替えでは、新旧事業所の比較で現金給与総額に-1,582円(-0.5%)の断層が生じたと記載されている。[1]
また、利用上の注意は 「賃金の伸び率は「ベースアップ」の影響を受けやすく、各労働者の「定期昇給」による賃金増の影響は受けづらい。」 と説明している。[1]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
2026年7月(確報、事業所規模5人以上)の現金給与総額は434,507円で前年同月比4.3%増。きまって支給する給与300,974円(3.8%増)、所定内給与279,911円(3.8%増)、特別に支払われた給与133,533円(5.3%増)。規模30人以上では500,926円(5.1%増)。[1] 1 源 · 一次資料
一般労働者の現金給与総額は576,019円(4.3%増)、パートタイム労働者は123,263円(4.5%増)。パートタイム労働者の時間当たり給与(所定内)は1,455円(5.4%増)。[1] 1 源 · 一次資料
実質賃金指数(現金給与総額、2020年平均=100)は、消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合、前年同月比2.2%上昇)で実質化すると117.1で2.0%増、消費者物価指数(総合、同2.0%上昇)で実質化すると119.5で2.1%増。[1] 1 源 · 一次資料
付表の速報と確報の比較では、現金給与総額の前年同月比は速報4.7%→確報4.3%、きまって支給する給与4.1%→3.8%、所定内給与4.1%→3.8%、実質賃金(持家の帰属家賃を除く総合)2.4%→2.0%、実質賃金(総合)2.6%→2.1%に改訂された。[1] 1 源 · 一次資料
共通事業所による前年同月比は、現金給与総額2.9%増、所定内給与3.1%増(就業形態計)。一般労働者は2.7%増・2.8%増、パートタイム労働者は5.0%増・5.1%増。[1] 1 源 · 一次資料
共通事業所による前年同月比は、前年同月分と当月分の両方で集計対象となった事業所に限り、労働者数の変化の影響を除くため前年同月も当月の労働者数をもとに計算した参考値で、部分入替えやベンチマーク更新による断層の影響を含まない。通常の公表値に比べサンプルサイズが小さくなることに留意が必要とされる。[1] 1 源 · 一次資料
今回の調査対象は33,047事業所、回答は25,660事業所で回収率77.6%。9月28日公表資料に記載された予定では、8月分は速報が10月7日、確報が10月23日で、公表時刻は原則8時30分(日本時間)。[1] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 確報で下方改訂された要因(どの業種・規模の調査票が影響したか)
- 8月分の賃金
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 10/05/2026, 11:10
- 本文文字数
- 1,162
- 出典
- 採用した出典 2 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 10/05/2026, 09:49
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 10/05/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 10/05/2026 | 初版。厚生労働省の7月分確報の概況PDFを最後まで読み、概要・付表(速報と確報の比較)・参考資料(共通事業所)・利用上の注意の数値と引用を原文と照合した。 | 更新 |
| 10/05/2026 | 公開前に ChatGPT が出典と照合して独立審査。原文で確認できた指摘を反映した。 | 更新 |
よくある質問
2026年7月の実質賃金はプラスですか。
プラスです。確報で前年同月比2.0%増(持家の帰属家賃を除く総合で実質化)、総合で実質化すると2.1%増です。[1]
7月の名目賃金はいくらでしたか。
現金給与総額434,507円で前年同月比4.3%増です(事業所規模5人以上、確報)。[1]
速報では4.7%増だったのでは。
速報は4.7%増でしたが、確報で4.3%増に改訂されました。実質賃金も2.4%増から2.0%増に改訂されています。[1]
実質賃金が2種類あるのはなぜですか。
賃金の購買力を見るために持家の帰属家賃を除く総合、国際比較のために総合の消費者物価指数でそれぞれ実質化しているためです。[1]
共通事業所の数値とは何ですか。
前年同月と当月の両方で集計対象となった事業所に限った参考値で、7月は現金給与総額2.9%増でした。サンプルが小さい点に注意が必要とされています。[1]
8月分はいつ公表されますか。
9月28日公表資料に記載された予定では、速報が2026年10月7日、確報が10月23日で、時刻は原則8時30分(日本時間)です。[1]
パートの時給は上がっていますか。
パートタイム労働者の時間当たり給与(所定内)は1,455円で、前年同月比5.4%増でした。[1]
公式リンク
出典
- [1] 毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果確報(概況) 一次資料
- [2] 毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果確報 一次資料