体力・運動能力調査の読み方 — 標本調査の体力・運動能力調査と悉皆の全国体力・運動能力、運動習慣等調査の違い、20~70歳代の体力合計点の推移(平成13年度=100%の指数)と所属別の差(令和7年度の数値つき)
スポーツ庁の体力・運動能力調査は6~79歳の標本調査で、令和7年度は標本数74,194人のうち60,213人を回収し、令和8年10月11日に公表された。小学校5年生と中学校2年生の悉皆調査である全国体力・運動能力、運動習慣等調査とは別の調査。20~70歳代の体力合計点の推移は平成13年度を100%とした指数で示され、女子40歳代は93.6%。
二つの調査の違い
| 項目(各資料の記載) | 体力・運動能力調査(令和7年度) | 全国体力・運動能力、運動習慣等調査(令和7年度) |
|---|---|---|
| 対象 | 青少年(6~19歳)、成年(20~64歳)、高齢者(65~79歳) | 国公私立の小学校5年生及び中学校2年生 |
| 方式 | 標本数74,194人のうち回収数60,213人(回収率81.2%) | 悉皆調査 |
| 実施時期 | 令和7年5月~10月(小・中・高校生は5月~7月) | 令和7年4月~7月 |
| 公表 | 令和8年10月11日(報道発表) | 令和7年12月(結果の概要) |
| 担当 | スポーツ庁健康スポーツ課 | スポーツ庁政策課企画調整室 |
体力・運動能力調査の報道発表は、「本調査は、国民の体力・運動能力の現状を明らかにするため、昭和 39 年以来、毎年実施しているものです。」としている。[1]
体力合計点は平成13年度=100%の指数
資料は年代別の体力合計点の推移について、「なお、平成 13 年度を 100%とし、各年度の体力合計点の変化を示している。」としている。[1]
| 体力合計点(平成13年度=100%、体力・運動能力調査の令和7年度の値) | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 20歳代 | 103.0% | 103.2% |
| 40歳代 | 98.8% | 93.6% |
| 50歳代 | 104.1% | 104.2% |
| 60歳代 | 114.1% | 118.2% |
| 70歳代 | 109.8% | 114.7% |
テスト項目は青少年、成年、高齢者で違い、成年は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、急歩または20mシャトルラン、立ち幅とび、高齢者はADL、握力、上体起こし、長座体前屈、開眼片足立ち、10m障害物歩行、6分間歩行。[1]
所属の有無による差
資料が分析した年齢・年齢層(12・15・19歳、25~29・35~39・45~49・65~69歳)について、資料は、「すべての年代・男女で、所属している人の体力合計点が、所属していない人を上回った。」としている。令和7年度の差(所属あり-なし)は、12歳男子+6.6点、女子+9.1点、45~49歳男子+3.3点など。[1]
全国体力・運動能力、運動習慣等調査
小学校5年生と中学校2年生の悉皆調査で、実技テスト8項目を各10点満点に換算した合計80点満点で評価する。評価Aは小学校5年生で65点以上、中学校2年生で57点以上で、学年で基準が違う。[2]
結果の概要は、「体力合計点は、小中学校男女ともに前年度から向上しているが、中学校男子を除いてコロナ前の水準に至っていない。」としている。本ページでは概要に掲載された体力合計点の具体値を転記しない。[2]
本ページの読み
体力の数字は、どちらの調査か、対象の年齢、合計点か平成13年度を100%とした指数か、評価の基準がどの学年のものかで読み方が変わる。数字を引くときはこれらを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2]
次の公表
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
体力・運動能力調査は、国民の体力・運動能力の現状を明らかにするため、昭和39年以来毎年実施されている。令和7年度は青少年(6~19歳)、成年(20~64歳)、高齢者(65~79歳)を対象に令和7年5月~10月(小・中・高校生は5月~7月)に実施し、標本数74,194人のうち回収数60,213人(回収率81.2%)。結果は令和8年10月11日に公表された。[1] 1 源 · 一次資料
全国体力・運動能力、運動習慣等調査は、国公私立の小学校5年生及び中学校2年生を対象とした悉皆調査で、令和7年度は令和7年4月~7月に各学校で実施された。実技テストは8項目で、各実技テストの結果を10点満点で換算し、合計80点満点で評価基準表に基づきA~Eの評価を判定する。評価Aは小学校5年生で65点以上、中学校2年生で57点以上。[2] 1 源 · 一次資料
全国体力・運動能力、運動習慣等調査の令和7年度の結果のポイントは、体力合計点は小中学校男女ともに前年度から向上しているが、中学校男子を除いてコロナ前の水準に至っていないとしている。[2] 1 源 · 一次資料
体力・運動能力調査の分析では、平成13年度を100%として20~70歳代の体力合計点の変化を示している。令和7年度は、男子60歳代114.1%(令和元年度は115.8%)、70歳代109.8%、40歳代98.8%、女子60歳代118.2%(令和3年度は119.2%)、70歳代114.7%、40歳代93.6%。[1] 1 源 · 一次資料
体力・運動能力調査の分析では、資料が分析した年齢・年齢層(12・15・19歳、25~29・35~39・45~49・65~69歳)のすべての男女で、運動部やスポーツクラブ等に所属している人の体力合計点が所属していない人を上回った。令和7年度の差(所属あり-なし)は、12歳男子+6.6点、女子+9.1点、45~49歳男子+3.3点など。[1] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
回収率は60,213÷74,194×100=81.15…%で、資料の81.2%と一致する。男子60歳代の指数は令和元年度115.8%から令和7年度114.1%で1.7ポイント低く、女子60歳代は令和3年度119.2%から令和7年度118.2%で1.0ポイント低い。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
令和7年度の女子の指数は、60歳代118.2%と40歳代93.6%で24.6ポイント違う。指数はそれぞれの年代の平成13年度の合計点を100%とした値で、年代間の体力合計点そのものの比較ではない。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
名前の似た二つの調査は、対象、方式、実施時期、公表時期が違う。体力合計点を引くときは、どちらの調査の値かを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
年代別の推移の図は平成13年度を100%とした指数で示されている。指数の100%からの差を、年代間の体力の差として読まないのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
所属している人と所属していない人の体力合計点の差は、二つの集団の比較の結果である。この差だけから所属による効果の大きさを読まないのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
- 2026-10-11
令和7年度体力・運動能力調査の結果を公表。[1]
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 令和8年度の両調査の結果の公表日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 11/01/2026, 00:32
- 本文文字数
- 1,253
- 出典
- 採用した出典 2 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 11/01/2026, 00:38
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 11/01/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 11/01/2026 | 初版。スポーツ庁の令和7年度体力・運動能力調査の報道発表と、令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果の概要をもとに作成した。回収率と指数の差の照合は本ページの計算。 | 更新 |
| 11/01/2026 | 検収を受けて修正。所属の有無による差を、資料が分析した年齢・年齢層に限定した。指数の範囲が20~70歳代であることを題名・要約・本文に記した。概要の体力合計点の具体値は転記しない旨に改めた。40歳代女子の指数のFAQを、基準からの差と個人の変化ではない旨に改めた。 | 更新 |
よくある質問
子どもの体力は回復していますか。
全国体力・運動能力、運動習慣等調査の令和7年度の結果のポイントは、体力合計点は小中学校男女ともに前年度から向上しているが、中学校男子を除いてコロナ前の水準に至っていないとしています。[2]
40歳代女性の体力は何%下がりましたか。
体力・運動能力調査の分析で、平成13年度の同年代の合計点を100%とすると令和7年度は93.6%で、基準から6.4ポイント低い値です。個人の体力が下がったという意味ではありません。[1]
公式リンク
出典
- [1] 令和7年度体力・運動能力調査の結果を公表します(報道発表) 一次資料
- [2] 令和7年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について(概要) 一次資料