国民健康・栄養調査の読み方 — 糖尿病が強く疑われる者の推計人数と割合、年齢構成を補正しない全国補正値、食塩摂取量の年齢範囲(令和6年調査の数値つき)
厚生労働省の令和6年国民健康・栄養調査で、糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人と推計され、20歳以上の食塩摂取量の平均値は9.6g、喫煙率は14.8%。推計人数は性・年齢階級別の割合に、それぞれ対応する全国人口を乗じて合計した値で、全国補正値は性・年齢構成の補正をしていない。
数字 — 令和6年調査
調査時期:令和6年10~11月。公表:令和7年12月2日(厚生労働省)。一次資料:結果の概要(出典1)、報道発表(出典2)。[1][2]
| 令和6年(10~11月、厚生労働省) | 値 | 対象 |
|---|---|---|
| 糖尿病が強く疑われる者(推計人数) | 約1,100万人 | 20歳以上 |
| 糖尿病の可能性を否定できない者(推計人数) | 約700万人 | 20歳以上 |
| 糖尿病が強く疑われる者の割合 | 12.9%(男性17.7%、女性9.3%) | 20歳以上の解析対象者 |
| 食塩摂取量の平均値 | 9.6g(男性10.5g、女性8.9g) | 20歳以上 |
| 現在習慣的に喫煙している者の割合 | 14.8%(男性24.5%、女性6.5%) | 20歳以上 |
報道発表は、「この調査は、健康増進法(平成14年法律第103号)第10条に基づき実施するものであり、国民の身体の状況、栄養摂取状況及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得るために毎年実施しています。」としている。[2]
糖尿病の推計人数と割合
報道発表は、「糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人と推計され、継続して増加している。」としている。[2]
推計人数は、性・年齢階級別の糖尿病が強く疑われる者の割合に、人口推計(当該年の10月1日現在)の性・年齢階級別の全国人口を乗じて算出し、合計したもの。判定は、ヘモグロビンA1cの測定値があり、関連する質問に有効回答した者のうち、ヘモグロビンA1c(NGSP)6.5%以上、又は糖尿病といわれたことがあり現在治療を受けていることによる。[1]
全国補正値は年齢構成を補正しない
結果の概要は、「全国補正値は、従来の調査結果の値と同様に、全国の性・年齢構成への補正は行っていない。」としている。令和6年の解析対象者に占める70歳以上の割合は男性42.9%で、平成9年の16.3%とは年齢構成が違う。[1]
都道府県別の結果は年齢調整を行った値で、他の章の全国補正値とは異なる。資料は、「なお、都道府県順位は、下表の 95%信頼区間の幅で示した程度の誤差変動があることから、示していない。」としている。[1]
食塩摂取量と喫煙
報道発表は、「食塩摂取量の平均値は9.6gであり、この12年間でみると、最も低い値であるが、健康日本21(第三次)における目標値(7g)よりは依然高い状況にある。」としている。[2]
食塩相当量はナトリウム量(mg)×2.54/1,000で算出され、1歳以上の総数では9.4gである。[1]
喫煙について、報道発表は、「現在習慣的に喫煙している者の割合は14.8%であり、この12年間でみると、令和4年調査と並んで最も低い値である。」としている。令和2年及び3年は調査中止とされる。[2]
端数
結果の概要は、「集計客体数及び結果の概要に掲載している数値は四捨五入を行っているため、内訳合計が総数と合わないことがある。」としている。[1]
本ページの読み
国民健康・栄養調査の数字は、推計人数か割合か、全国補正値か年齢調整値か、何歳以上の値かで読み方が変わる。数字を引くときはこれらを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2]
次の公表
令和6年調査の結果の概要は令和7年12月2日に公表された。令和7年調査の結果の公表日は、本ページが参照した資料には示されていない。[1][2]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
国民健康・栄養調査は健康増進法第10条に基づき毎年実施される。令和6年は4年に1度の拡大調査(平成24年、平成28年に続いて3回目)で、令和6年10~11月に、473地区内の全ての世帯及び世帯員で令和6年11月1日現在で1歳以上の者を対象に行われた。調査対象世帯数は25,816、調査実施世帯数は10,414。令和7年12月2日に結果の概要が公表された。[1][2] 1 源 · 一次資料
糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人と推計され、糖尿病の可能性を否定できない者は約700万人と推計される。糖尿病が強く疑われる者は、ヘモグロビンA1cの測定値があり、関連する質問に有効回答した者のうち、ヘモグロビンA1c(NGSP)の値が6.5%以上の者、又は糖尿病といわれたことがあり現在治療を受けている者とされる。推計人数は、性・年齢階級別の割合に人口推計(当該年の10月1日現在)の性・年齢階級別の全国人口を乗じて算出し、合計したもの。[1][2] 1 源 · 一次資料
糖尿病が強く疑われる者の割合は12.9%で、男性17.7%、女性9.3%。令和6年の解析対象者に占める70歳以上の割合は男性42.9%、女性39.1%で、平成9年は男性16.3%、女性15.2%。[1] 1 源 · 一次資料
食塩摂取量の平均値(20歳以上)は9.6gで、男性10.5g、女性8.9g。健康日本21(第三次)の目標値は7g。栄養素等摂取量の表では、1歳以上の総数の食塩相当量は9.4g、20歳以上は9.6gで、食塩相当量はナトリウム量(mg)×2.54/1,000で算出される。[1][2] 1 源 · 一次資料
現在習慣的に喫煙している者の割合は14.8%(男性24.5%、女性6.5%)で、たばこを毎日吸っている又は時々吸う日があると回答した者。使用しているたばこ製品は、紙巻たばこが男性65.4%、女性60.0%、加熱式たばこが男性41.4%、女性44.2%。令和2年及び3年は調査中止。[1] 1 源 · 一次資料
全国値は、通常年との比較性を重視した重み付けを行った全国補正値で、全国の性・年齢構成への補正は行っていない。都道府県別の結果は年齢調整を行った値で、他の章の全国補正値とは異なり、都道府県順位は誤差変動があることから示していない。[1] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
20歳以上のナトリウム摂取量3,796mgから、3,796×2.54÷1,000=9.641…gで、表の食塩相当量9.6gと一致する。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
令和6年の糖尿病の割合の男性解析対象者3,260人のうち70歳以上は1,397人で、1,397÷3,260×100=42.85…%と表の42.9%に一致する。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
約1,100万人は、調査で得た性・年齢階級別の割合に、それぞれ対応する全国人口を乗じて合計した推計値で、患者を数え上げた人数ではない。推計人数であることと判定基準を添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
割合12.9%などの全国補正値は性・年齢構成の補正をしていない値で、解析対象者の年齢構成は年によって異なる。割合を年次で比べるときは、この点を添えて読むのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
食塩摂取量9.6gは20歳以上の平均値で、1歳以上の総数では9.4gになる。どの年齢範囲の平均かを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 令和7年国民健康・栄養調査の結果の公表日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 10/29/2026, 13:24
- 本文文字数
- 1,347
- 出典
- 採用した出典 2 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 10/29/2026, 13:49
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 10/29/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 10/29/2026 | 初版。厚生労働省の令和6年国民健康・栄養調査結果の概要と報道発表をもとに作成した。食塩相当量と解析対象者の年齢構成の照合は本ページの計算。 | 更新 |
| 10/29/2026 | 検収を受けて修正。推計人数の説明を、性・年齢階級別の割合にそれぞれ対応する全国人口を乗じて合計した値と改めた(要約・FAQ・読み)。都道府県順位のFAQを資料で扱う指標に限定した。食塩相当量の換算式と1歳以上9.4gの記述の出典を結果の概要(出典1)にした。糖尿病が強く疑われる者の定義に、HbA1cの測定値があり関連する質問に有効回答した者のうち、との前提を加えた。 | 更新 |
よくある質問
糖尿病の人は何人いますか。
厚生労働省の令和6年国民健康・栄養調査で、糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人と推計されています。性・年齢階級別の割合に、それぞれ対応する全国人口を乗じて合計した推計値です。[1][2]
糖尿病が強く疑われる者とはどういう人ですか。
ヘモグロビンA1cの測定値があり、関連する質問に有効回答した者のうち、ヘモグロビンA1c(NGSP)の値が6.5%以上の者、又は糖尿病といわれたことがあり現在治療を受けている者です。[1]
都道府県の順位はわかりますか。
この資料で扱う都道府県別指標の順位は、誤差変動を考慮して示されていません。都道府県別の値は年齢調整を行った値です。[1]
公式リンク
出典
- [1] 令和6年国民健康・栄養調査結果の概要 一次資料
- [2] 令和6年「国民健康・栄養調査」の結果(報道発表) 一次資料