国民年金の保険料納付状況の読み方 — 最終納付率と現年度納付率の対象年度、全額免除・猶予を除く分母、二つの「前年度からの変化」(令和7年度の数値つき)
厚生労働省年金局の令和7年度の国民年金の加入・保険料納付状況で、最終納付率は85.6%(令和5年度分保険料)、令和7年度分保険料の現年度納付率は79.56%。納付率の分母の納付対象月数は全額免除・学生納付特例・納付猶予などの月数を含まず、任意加入被保険者を除く第1号被保険者の44.5%が全額免除・猶予者(年度末の人数の割合)。
数字 — 令和7年度
資料:令和7年度の国民年金の加入・保険料納付状況(令和8年7月、厚生労働省年金局)。[1]
| 納付率(令和8年7月の資料の値) | 対象の保険料 | 納付率 | 前年度からの変化(資料の比較相手) |
|---|---|---|---|
| 令和7年度の最終納付率 | 令和5年度分 | 85.64% | +1.10ポイント(令和6年度の最終納付率=令和4年度分) |
| 同上(表9の注による比較) | 令和5年度分 | 85.64% | +1.63ポイント(同じ令和5年度分の過年度1年目納付率) |
| 令和7年度の過年度1年目納付率 | 令和6年度分 | 84.89% | +6.33ポイント(同じ令和6年度分の現年度納付率) |
| 令和7年度の現年度納付率 | 令和7年度分 | 79.56% | ― |
最終納付率と現年度納付率
資料は、「国民年金保険料の納付率は、納付義務がどれだけ果たされているか、という納付状況をみるための指標であり、納付対象月数に対する納付月数の割合として算出している。」としている。[1]
資料は、「納付状況の途中経過を示すものとして、現年度納付率、過年度1年目納付率があるが、最終的な納付状況を見るための指標としては最終納付率(過年度2年目納付率)が適当。」としている。令和7年度の最終納付率は令和5年度分保険料、現年度納付率は令和7年度分保険料についての値である。[1]
分母から除かれる月数
納付対象月数は申請一部免除月数を含み、法定免除、申請全額免除、学生納付特例、納付猶予及び産前産後免除の月数を含まない。令和7年度末の全額免除・猶予割合は、任意加入被保険者を除く第1号被保険者に占める人数の割合で44.5%(月数の割合ではない)。第1号被保険者数1,357万人は任意加入被保険者を含む数で、この割合の分母とは範囲が違う。[1]
未納者67万人について、資料は、「未納者とは、国民年金第1号被保険者であって24か月(令和6年4月~令和8年3月)の保険料が未納となっている者。」としている。[1]
二つの「前年度からの変化」
表8では最終納付率85.64%の変化を令和6年度の最終納付率(令和4年度分保険料)との比較で1.10ポイント、表9では同じ令和5年度分保険料の過年度1年目納付率との比較で1.63ポイントとしている。[1]
本ページの読み
国民年金の納付率は、何年度分の保険料か、最終か現年度か、分母から全額免除・猶予が除かれていること、変化の比較相手が何かで読み方が変わる。数字を引くときはこれらを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1]
次の公表
令和8年度の加入・保険料納付状況の公表日は、本ページが参照した資料には示されていない。[1]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
令和7年度の最終納付率(令和5年度分保険料)は85.64%(納付対象月数9,028万月、納付月数7,732万月)で、令和6年度の最終納付率(令和4年度分保険料、84.55%)から1.10ポイント上昇。令和7年度分保険料の現年度納付率は79.56%(令和6年度は78.56%)。[1] 1 源 · 一次資料
納付率は納付対象月数に対する納付月数の割合。納付対象月数は当該年度分の保険料として納付すべき月数で、申請一部免除月数を含み、法定免除、申請全額免除、学生納付特例、納付猶予及び産前産後免除の月数を含まない。保険料は過去2年分の納付が可能で、最終納付率の納付月数は過年度分として納付されたものを含む。[1] 1 源 · 一次資料
表9では、最終納付率85.64%の前年度からの変化は1.63ポイント、過年度1年目納付率(令和6年度分保険料)84.89%の変化は6.33ポイントとされ、注で、それぞれ同じ年度分保険料の過年度1年目納付率と現年度納付率と比較したものとしている。[1] 1 源 · 一次資料
令和7年度末の国民年金第1号被保険者数(任意加入被保険者を含む)は1,357万人。全額免除・猶予割合(年度末現在、任意加入被保険者を除く第1号被保険者に占める人数の割合)は44.5%で、法定免除者11.0%、申請全額免除者17.1%、学生納付特例者12.0%、納付猶予者4.4%、産前産後免除者0.1%。24か月の保険料が未納となっている未納者は67万人。[1] 1 源 · 一次資料
令和7年度中に納付された保険料は7,618万月分で、うち現年度分7,108万月分、過年度分510万月分。都道府県別の最終納付率は新潟、富山、島根が高く、大阪、沖縄、東京が低い。外国人の最終納付率は55.0%で、年度末に第1号被保険者であった者のみを集計対象としている。[1] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
最終納付率は7,732÷9,028×100=85.64…%、前年は7,712÷9,121×100=84.55…%、現年度納付率は7,108÷8,934×100=79.56…%で、それぞれ資料の値と一致する。表示値の差は85.64-84.55=1.09ポイントで、表示値および掲載された万月単位の月数からは1.10ポイントを再現できず、資料は1.10ポイントと記載している。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
現年度分7,108万月と過年度分510万月の和は7,618万月で、令和7年度中に納付された保険料と一致する。法定免除者から納付猶予者までの4区分の表示値の和は11.0+17.1+12.0+4.4=44.5%で、全額免除・猶予割合と一致する。資料の算式で全額免除・猶予割合の分子は法定免除者数、申請全額免除者数、学生納付特例者数、納付猶予者数の和で、産前産後免除者(0.1%)は含まれていない。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
「令和7年度の最終納付率」は令和5年度分保険料についての値で、令和7年度分保険料の納付率は現年度納付率の79.56%である。何年度分の保険料の納付率かを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
納付率の分母は全額免除・猶予の月数を含まないため、第1号被保険者全体のうち保険料を納めた人の割合ではない。任意加入被保険者を除く第1号被保険者に占める全額免除・猶予者の割合(年度末の人数の割合で月数の割合ではない、44.5%)を添えて読むのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
同じ最終納付率85.64%について、前年度の最終納付率との比較(1.10ポイント)と、同じ年度分保険料の1年前の納付率との比較(1.63ポイント)が資料に並んでいる。変化を引くときは比較の相手を添えて読むのがよいと本ページは読む。[1] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
- 2026-03-31
令和7年度末(第1号被保険者数・免除等の割合の時点)。[1]
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 令和8年度の加入・保険料納付状況の公表日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 11/01/2026, 01:24
- 本文文字数
- 1,070
- 出典
- 採用した出典 1 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 11/01/2026, 01:45
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 11/01/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 11/01/2026 | 初版。厚生労働省年金局の令和7年度の国民年金の加入・保険料納付状況をもとに作成した。納付率の再計算、表示値の差と和の照合は本ページの計算。 | 更新 |
| 11/01/2026 | 検収を受けて修正。全額免除・猶予割合44.5%を任意加入被保険者を除く第1号被保険者に占める年度末の人数の割合と明記し、1,357万人との範囲の違いと月数の割合ではないことを記した。FAQを月数の扱いで答える形に改めた。1.09と1.10ポイントの違いを、表示値と月数からは1.10ポイントを再現できないと記した。 | 更新 |
よくある質問
国民年金の納付率は何%ですか。
令和7年度の最終納付率(令和5年度分保険料)は85.6%、令和7年度分保険料の現年度納付率は79.56%です。[1]
免除されている人は納付率に入りますか。
全額免除などの月数は入りませんが、申請一部免除月数は入ります。納付率の分母の納付対象月数は、法定免除、申請全額免除、学生納付特例、納付猶予、産前産後免除の月数を含みません。[1]
未納者は何人ですか。
令和7年度末で67万人です。第1号被保険者であって24か月(令和6年4月~令和8年3月)の保険料が未納となっている者を数えています。[1]
公式リンク
出典
- [1] 令和7年度の国民年金の加入・保険料納付状況 一次資料