患者調査の読み方 — 調査日1日の推計患者数、受療率、継続的に受療する人の総患者数とその算出方法の見直し、退院患者の平均在院日数(令和5年の数値つき)
厚生労働省の令和5年患者調査で、調査日に受療した推計患者数は入院1,175.3千人、外来7,275.0千人、受療率(人口10万対)は入院945、外来5,850。推計患者数は施設ごとに指定した調査日1日の数で、総患者数は継続的に医療を受けている人を算式で推計した別の数。総患者数の算出方法は令和2年調査から見直されている。
数字 — 令和5年
調査日:令和5年10月の、施設ごとに指定した1日(病院は10月17日~19日の3日間のうち病院ごとに指定した1日、診療所は10月17日、18日、20日の3日間のうち診療所ごとに指定した1日。退院患者は9月1日~30日)。公表:令和6年12月20日。資料:令和5年患者調査の概況(厚生労働省)。[1][7]
4つの数の違い
| 指標 | 何を数えるか | 出典 |
|---|---|---|
| 推計患者数 | 調査日当日に受療した患者の推計数 | 調査の概要 |
| 受療率 | 推計患者数を人口10万対であらわした数 | 調査の概要 |
| 総患者数(傷病別推計) | 調査日現在、継続的に医療を受けている者(調査日には受療していない者を含む)の推計数 | 調査の概要 |
| 退院患者の平均在院日数 | 9月1日~30日に退院した患者の在院日数の平均 | 調査の概要 |
推計患者数について、調査の概要は、「調査日当日に、病院、一般診療所、歯科診療所で受療した患者の推計数である。」としている。受療率について、調査の概要は、「推計患者数を人口 10 万対であらわした数である。」としている。[1]
総患者数は算式による推計
調査の概要は、総患者数を「ある傷病における外来患者が一定期間ごとに再来するという仮定に加え、医療施設の稼働日を考慮した調整を行うことにより、調査日現在において、継続的に医療を受けている者(調査日には医療施設で受療していない者を含む。)の数を次の算式により推計したものである。」としている。[1]
資料は表の注で、「総患者数は、表章単位ごとの平均診療間隔を用いて算出するため、男と女の合計が総数に合わない場合がある。」としている。[5]
退院患者の平均在院日数
令和5年9月1日~30日に退院した患者の平均在院日数は、病院29.3日、一般診療所14.2日。令和2年調査の値には入院年の記入に関する注意が付されている。[4]
本ページの読み
患者調査の数字は、調査日1日の推計患者数か、継続的に受療する人の総患者数か、人口当たりの受療率か、9月の退院患者についての平均在院日数かで読み方が変わる。数字を引くときはどの数かを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2][5]
次の公表
本ページが参照した掲載ページでは令和5年調査の概況が示されている。次回調査の結果の公表日は、本ページが参照した資料には示されていない。[6]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
患者調査は、層化無作為により抽出した医療施設の患者を客体とする標本調査。令和5年の調査日は、病院は令和5年10月17日~19日の3日間のうち病院ごとに指定した1日、診療所は10月17日、18日、20日の3日間のうち診療所ごとに指定した1日。退院患者は令和5年9月1日~30日の1か月間。結果は令和6年12月20日に報道発表された。[1][7] 1 源 · 一次資料
推計患者数は調査日当日に病院、一般診療所、歯科診療所で受療した患者の推計数で、令和5年は入院1,175.3千人(病院1,148.6千人、一般診療所26.7千人)、外来7,275.0千人。受療率は推計患者数を人口10万対であらわした数で、入院945、外来5,850。受療率の算出に用いた人口は人口推計(令和5年10月1日現在)。[1][2][3] 1 源 · 一次資料
総患者数(傷病別推計)は、外来患者が一定期間ごとに再来するという仮定と医療施設の稼働日を考慮した調整により、調査日現在に継続的に医療を受けている者(調査日には受療していない者を含む)の数を算式で推計したもの。算式は推計入院患者数+推計初診外来患者数+(推計再来外来患者数×平均診療間隔×調整係数(6/7))。令和5年の総患者数は循環器系の疾患22,101千人、消化器系の疾患21,201千人など。[1][5] 1 源 · 一次資料
平均診療間隔の算出上限日数は、平成29年調査までは30日(31日以上を除外)、令和2年調査からは98日(99日以上を除外)に見直された。[1][5] 1 源 · 一次資料
退院患者の平均在院日数は、令和5年9月1日~30日に退院した患者の在院日数の平均で、病院29.3日、一般診療所14.2日。令和2年調査の退院患者の平均在院日数及び在院期間の数値には注意を要するとされる。傷病分類別の数値は主傷病について表章している。[1][4] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
入院の推計患者数は1,148.6+26.7=1,175.3千人、外来は1,516.9+4,494.3+1,263.8=7,275.0千人で、施設の種類別の和が総数と一致する。入院の推計患者数に占める65歳以上の割合は887.2÷1,175.3×100=75.48…%。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
総患者数の循環器系の疾患は男10,799千人+女11,305千人=22,104千人で、総数22,101千人と一致しない。資料は、総患者数は表章単位ごとの平均診療間隔を用いて算出するため、男と女の合計が総数に合わない場合があるとしている。[5] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
推計患者数は施設ごとに指定した調査日1日に受療した人の推計で、その病気の患者全体の数ではない。病気の患者数を知りたいときは、算式で推計された総患者数とは別の数であることを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][2] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
総患者数の算出方法は令和2年調査から変わっている。平成29年調査以前の公表値と令和2年以降の値をそのまま並べず、算出方法の違いを添えて読むのがよいと本ページは読む。[1][5] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
退院患者の平均在院日数は、9月に退院した患者を対象とする指標である。[1][4] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 次回患者調査の結果の公表日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 10/31/2026, 00:29
- 本文文字数
- 1,149
- 出典
- 採用した出典 7 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 10/31/2026, 00:58
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 10/31/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 10/31/2026 | 初版。厚生労働省の令和5年患者調査の概況(調査の概要、推計患者数、受療率、退院患者の平均在院日数等、傷病分類別の総患者数)と掲載ページをもとに作成した。内訳の和・割合の照合は本ページの計算。 | 更新 |
| 10/31/2026 | 検収を受けて修正。掲載ページから参照した報道発表資料を出典に加え、公表日を令和6年12月20日と記して不明点から外した。調査日が施設ごとに指定した1日であることを冒頭・表・要約・FAQに記した。傷病別の総患者数を高血圧の人数として読ませるおそれのあるFAQを削除した。退院患者の平均在院日数の読みを、9月に退院した患者を対象とする指標であることに絞った。 | 更新 |
よくある質問
日本で入院している人は何人ですか。
令和5年患者調査で、調査日に入院していた推計患者数は1,175.3千人です。施設ごとに指定した調査日1日の推計です。[2]
昔の総患者数と比べられますか。
平均診療間隔の算出上限日数が令和2年調査から30日から98日に見直されているため、算出方法の違いに注意が必要です。[1]
公式リンク
出典
- [1] 令和5年患者調査 調査の概要 一次資料
- [2] 令和5年患者調査の概況 1 推計患者数 一次資料
- [3] 令和5年患者調査の概況 2 受療率 一次資料
- [4] 令和5年患者調査の概況 3 退院患者の平均在院日数等 一次資料
- [5] 令和5年患者調査の概況 5 傷病分類別の総患者数 一次資料
- [6] 令和5年(2023)患者調査の概況(掲載ページ) 一次資料
- [7] 令和5年(2023)患者調査の結果を公表します(報道発表資料) 一次資料