食中毒統計の読み方 — 事件数と患者数、病因物質別の内訳、国外・国内外不明の事例の扱い、8月・9月の値の訂正(令和7年の数値つき)
厚生労働省の令和7年食中毒発生状況で、事件数は1,172件、患者数は24,727人、死者は2人。ノロウイルスは患者18,566人、アニサキスは280件。8月・9月の月別値は令和8年9月30日と10月7日に訂正され、年計は訂正の前後で同じ値。
数字 — 令和7年
期間:令和7年1月~12月。資料:令和7年(2025年)食中毒発生状況(厚生労働省、訂正が反映された版)。[2]
| 令和7年(厚生労働省の食中毒発生状況の値) | 事件 | 患者 | 死者 |
|---|---|---|---|
| 総数 | 1,172件 | 24,727人 | 2人 |
| 細菌 | 315件 | 4,226人 | 1人 |
| ウイルス | 467件 | 18,927人 | - |
| うちノロウイルス | 462件 | 18,566人 | - |
| 寄生虫 | 305件 | 510人 | - |
| うちアニサキス | 280件 | 283人 | - |
| 化学物質 | 14件 | 433人 | - |
| 自然毒 | 47件 | 111人 | 1人 |
| 不明 | 24件 | 520人 | - |
前年の令和6年は1,037件・14,229人で、令和7年は事件が135件、患者が10,498人多い。[2]
事件数と患者数
事件は件、患者は人の単位で、1件の事件に複数の患者がいる。令和7年の1件当たりの患者は全体で21.09…人だが、アニサキスは280件・283人、仕出屋は44件・6,146人と、内訳によって大きく異なる。[2]
国外・国内外不明の事例
月別、原因食品別、病因物質別、原因施設別の各表には『*国外、国内外不明の事例は除く』との注記がある。都道府県別の表では、全国1,172件とは別に、(参考)として『国外』2件・125人と『国外不明』2件・2人が掲げられている。(参考)欄の表記は『国外不明』で、各表の注記の『国内外不明』とは資料内の記載が異なる。[2]
8月・9月の値の訂正
食中毒統計資料のページの正誤情報には、「厚生労働省ホームページに掲載している令和7年食中毒統計資料について、一部訂正いたしました。」とある。[1]
令和8年9月30日の訂正について、資料は「4.食中毒統計資料に掲載の、(2)過去の食中毒発生状況、(3)過去の食中毒事件一覧に掲載しているデータの一部に誤りがあったため、以下の表について別紙のとおり訂正いたしました。」としている。訂正後の月別の値は次のとおり。[3]
| 月別表の値(国外、国内外不明の事例を除く) | 訂正前 | 訂正後(令和8年9月30日) |
|---|---|---|
| 8月 | 74件・1,136人 | 75件・1,238人 |
| 9月 | 70件・1,133人 | 69件・1,031人 |
| 年計 | 1,172件・24,727人 | 1,172件・24,727人 |
令和8年10月7日の訂正について、資料は「4.食中毒統計資料に掲載の、(2)過去の食中毒発生状況に掲載しているデータの一部に誤りがあったため、以下の表について別紙のとおり訂正いたしました。」としている。病因物質別の表の細菌の行は次のとおり改められた。[4]
| 病因物質別表の細菌の行 | 訂正前 | 訂正後(令和8年10月7日) |
|---|---|---|
| 8月 | 44件・929人 | 45件・1,031人 |
| 9月 | 26件・372人 | 25件・270人 |
e-Statに掲載の統計調査の統計表についても、資料は「標記につきまして、一部のデータに誤りがあったため、以下の表について別紙のとおり訂正いたしました。」としており、第10表~第12表が対象で、10月7日に第12表の細菌総数の事件数と患者数が追記された。[5]
本ページの読み
食中毒の数字は、事件数か患者数か、国外・国内外不明の事例を除いた値か、訂正後の版かで読み方が変わる。数字を引くときはこれらを添えて読むのがよいと本ページは読む。[2]
次の公表
令和8年の食中毒発生状況(年計)の公表日は、本ページが参照した資料には示されていない。ページには令和8年(2026年)食中毒発生事例(速報)が掲げられている。[1]
確認済みの事実
各事実に根拠の種類を表示このセクションの各事実には根拠の種類が表示されます——独立した情報源でのクロス検証、または一次資料単独での確認。
令和7年食中毒発生状況の都道府県別の表で、全国の事件は1,172件、患者は24,727人、死者は2人。原因食品又は食事が判明したものは1,003件・24,083人、病因物質が判明したものは1,148件・24,207人。同じ表に(参考)として『国外』2件・125人と『国外不明』2件・2人が別に掲げられている。他の表の注記では『国外、国内外不明の事例は除く』と記載されている。[2] 1 源 · 一次資料
病因物質別では、細菌315件・4,226人(死者1人)、ウイルス467件・18,927人(うちノロウイルス462件・18,566人)、寄生虫305件・510人(うちアニサキス280件・283人)、化学物質14件・433人、自然毒47件・111人(死者1人)、不明24件・520人。[2] 1 源 · 一次資料
原因施設別では、原因施設が判明したものが985件で、飲食店658件・11,724人、仕出屋44件・6,146人、家庭85件・132人。原因施設が不明のものは187件・703人。月別では2月が184件・8,054人。前年の令和6年は1,037件・14,229人・死者3人、令和5年は1,021件・11,803人・死者4人。[2] 1 源 · 一次資料
令和8年9月30日、厚生労働省は令和7年食中毒統計資料の月別、原因食品別、病因物質別の表と食中毒発生事例を訂正した。月別の値は8月が74件・1,136人から75件・1,238人に、9月が70件・1,133人から69件・1,031人に改められ、発生事例では島根県の腸管出血性大腸菌(VT産生)の事例(患者102人)の発生月日が9月1日から8月31日に改められた。[1][3] 1 源 · 一次資料
令和8年10月7日、病因物質別の表の細菌の行が訂正され、8月は44件・929人から45件・1,031人に、9月は26件・372人から25件・270人に改められた。e-Statの統計表(第10表~第12表)も9月30日に訂正され、10月7日に第12表の細菌総数の事件数と患者数が追記された。[1][4][5] 1 源 · 一次資料
主張・解釈
事実に数えない記述 — 種類を項目ごとに表示ここからはクロス検証されていない主張・推測の領域です。
都道府県別の47行の和は1,172件・24,727人で全国の値と一致し、月別表の12か月の和も1,172件・24,727人で一致する。病因物質の大分類の和も1,172件・24,727人で総数と一致する。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
患者24,727人に占めるノロウイルスの患者は18,566÷24,727×100=75.08…%、事件1,172件に占めるノロウイルスの事件は462÷1,172×100=39.41…%。アニサキスの事件は280÷1,172×100=23.89…%。1件当たりの患者は全体で24,727÷1,172=21.09…人、仕出屋で6,146÷44=139.68…人。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
飲食店の事件658件は、総数1,172件を分母とすると56.14…%、原因施設判明985件を分母とすると66.80…%で、分母により10.66ポイントの差がある。飲食店の患者11,724人は患者総数の47.41…%。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
訂正の前後で8月は1件・102人増え、9月は1件・102人減った。102人は発生月日が改められた島根県の事例の患者数と同じで、年計1,172件・24,727人は訂正の前後で同じ値である。[3][4] このページの計算・解釈 · 本ページの計算
事件数と患者数は単位が違い、ノロウイルスは事件の39.41…%に対し患者の75.08…%を占め、アニサキスは事件の23.89…%に対し患者は283人である。どの病因物質が多いかは、事件数で見るか患者数で見るかで変わると本ページは読む。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
月別、原因食品別、病因物質別、原因施設別の表には国外、国内外不明の事例を除くとの注記があり、都道府県別の表では『国外』と『国外不明』の事例が(参考)として別に掲げられている。全国の値に(参考)欄の事例を足して読まないのがよいと本ページは読む。[2] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
8月・9月の月別値と細菌の月別値は令和8年9月30日と10月7日に訂正されている。月別の値を引くときは訂正後の版を使い、訂正前の値と比べないのがよいと本ページは読む。[1][3][4] このページの計算・解釈 · 本ページの読み
タイムライン
確認できなかったこと
このページが確かめようとして確かめられなかった事柄である。空白は推測で埋めない。- 令和8年の食中毒発生状況(年計)の公表日
- 令和7年食中毒発生状況のExcelファイルの公表日と、訂正を反映して差し替えた日
- モデル
- claude-opus-5
- 日時
- 11/02/2026, 01:34
- 本文文字数
- 1,566
- 出典
- 採用した出典 5 件
- モデル
- ChatGPT(ウェブで出典を照合)
- 日時
- 11/02/2026, 02:11
- 判定
- 要修正
改訂履歴を表示(3件)
| 11/02/2026, 09:00 | 初版執筆(claude-opus-5) | 作成 |
| 11/02/2026 | 初版。厚生労働省の令和7年食中毒発生状況と、令和8年9月30日・10月7日の訂正資料をもとに作成した。内訳の和と割合の照合は本ページの計算。 | 更新 |
| 11/02/2026 | 検収を受けて修正。都道府県別の表の(参考)欄の『国外』と『国外不明』を原表の表記どおりに分けて記し、各表の注記の『国内外不明』との表記の違いを明記した。Excelファイルの取得時刻、SHA-256、訂正が反映された版と判断した根拠を出典の注に記した。 | 更新 |
よくある質問
令和7年の食中毒は何件、何人でしたか。
厚生労働省の令和7年食中毒発生状況で、事件数は1,172件、患者数は24,727人、死者は2人です。[2]
令和7年の食中毒で患者が最も多かった病因物質は何ですか。
ノロウイルスで、462件・18,566人です。患者24,727人の75.08…%にあたります。[2]
令和7年のアニサキスによる食中毒は何件ですか。
280件・283人です。事件1,172件の23.89…%にあたります。[2]
令和7年8月の食中毒の件数が資料によって違うのはなぜですか。
令和8年9月30日に月別の値が訂正され、8月は74件・1,136人から75件・1,238人に改められました。訂正前の資料と訂正後の資料で値が異なります。年計の1,172件・24,727人は訂正の前後で同じ値です。[3]
公式リンク
- 公式 厚生労働省 — 4.食中毒統計資料
- ドキュメント 患者調査-推計患者数と総患者数と受療率-読み方
出典
- [1] 4.食中毒統計資料 一次資料
- [2] 令和7年(2025年)食中毒発生状況 一次資料
- [3] 令和7年食中毒統計資料の訂正について(令和8年9月30日) 一次資料
- [4] 令和7年食中毒統計資料の訂正について(令和8年10月7日) 一次資料
- [5] 令和7年食中毒統計調査の訂正について(令和8年9月30日)※令和8年10月7日追記 一次資料